名古屋市立大学整形外科 - Department of Orthopaedic Surgery Nagoya City University Medical School.

グループ紹介

上肢グループ

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手外科グループ

手や指の中には骨・関節・腱・神経・血管など多くの組織が複雑な構造をなしています。このため、手の外傷や疾患の治療には専門知識やマイクロサージャリーなどの特殊技術が必要になります。

手のみならず上肢(肘から手指まで)の外傷や疾患の治療を担当する医学分野を『手外科』と呼びます。手外科専門医(整形外科専門医資格を取得したのちに手外科専門研修を終えて手外科専門医試験に合格した医師)が中心となって治療を行います。
主に切断指再接着や手外傷の治療、人工神経による末梢神経欠損の治療をはじめ末梢神経障害(手根管症候群、肘部管症候群、前・後骨間神経麻痺など)、関節リウマチによる手関節や手指の障害、上肢の先天異常(母指多指症、合指症、先天性橈尺骨癒合症、先天性握り母指など)、手指の腫瘍(内軟骨腫、腱鞘巨細胞腫、神経鞘腫など)、デュピュイトラン拘縮の治療を担当しています。
手指良性骨腫瘍に対しては1992年から内視鏡を応用した最少侵襲手術を行っています。 また、悪性腫瘍切除後や外傷後に四肢や体幹にできた広範な組織欠損に対して直径が1㎜程度の細い血管を顕微鏡下に吻合する技術を応用した遊離複合組織移植による機能再建手術を行っております。
基礎および臨床研究では『コラーゲン製人工神経を用いた末梢神経再生』、『爪母幹細胞を用いた爪再生』、『手指・足趾内軟骨腫に対する鏡視下掻爬術の臨床研究』、『手根管症候群の術前後MRI解析』をはじめ再生医療、手外科疾患や皮弁に関する研究を行っています。

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手指内軟骨腫に対する鏡視下掻爬術

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陶器のコップで手掌を切って受傷。環指尺側と小指橈側の指神経を新鮮化。人工神経を移植して治療。

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関節リウマチ尺側変位術前後

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母指多指症術前後